和の文具

和の文具

たまには和紙で手紙を書いてみてもおもしろいたまには和紙で手紙を書いてみてもおもしろい

別に会社員でなくても、事務作業は誰にでもあります。専業主婦であっても家計簿を付けたり、何かの申込書を記入したり、いろいろな場面で文具を使うはずです。日々、どのようなアイテムを使っていますか? 100円ショップで買える無個性な文具でももちろんいいのですが、そうした細かい文具に和雑貨を取り入れると、単調な事務作業にもやる気が出てきます。
そこで今回のページは、身近な事務作業を楽しく感じさせてくれる和雑貨を紹介したいと思います。

和雑貨には、毎日の勉強や仕事を楽しくさせてくれるアイテムがいっぱい

日本のロウソクは石油でなく植物で作られている日本のロウソクは石油でなく植物で作られている

和雑貨には、毎日の勉強や事務仕事を楽しくさせてくれる、素敵なアイテムがいっぱい存在します。もちろん欧米のステーショナリーも素敵ですが、日本にある昔ながらの文道具は、どこか愛らしくてカラフルで、それでいて落ち着きます。和雑貨の文具とは例えば、

  • 小箱
  • 文道具
  • 和ろうそく
  • ぽち袋

などがあります。どれも身近でありながら、魅力的なアートともいえるクオリティーがあります。机周りを楽しくさせてくれるアイテムばかりなので、少し詳しく見てみましょう。

文房具入れにもこだわってみる

机の上や引き出しの中に散乱している鉛筆や消しゴム、クリップ、付せんなどをまとめる箱を、大量生産の使い捨てでなく、和雑貨の小箱にしてみるとおしゃれです。日本古来の小箱は日本の湿気を締め出し、虫の発生を防ぐ機能を持っています。
仮にお手持ちの文房具が安物の消費品しかなかったとしても、素敵な和雑貨の小箱に入れると、立派な文房具に見えるから不思議です。
引き出しを開けると、あるいは机の上に、一手間入った素敵な柄の小箱が置いてあるだけで空間の印象は変わります。積極的に生活の中に取り込んでください。

メールではなく、和雑貨の便せんでメッセージを送ってみる

すずりや筆など日本本来の文具を目の前にしたら、和紙でできた便せんで手紙を送りたくなるはずです。現代はメールやチャットで何でも簡単にメッセージが送れますし、SNSで誰とでも簡単につながれる時代になりました。
しかし、日本古来の手紙のように、和紙に香りをしみこませたり、封筒に花びらの模様を貼り付けたりと、手仕事ならではのプラスアルファは、現代のSNSにはできません。そうした手紙をしたためる文道具をセットでそろえて、プレゼントにメッセージを添えたり、近況を報告しあうツールにしたりしてみてください。
誰かを思いお便りを作成し、そのお便りが時間を掛けて相手に届き、さらにそのお便りによって、大切な誰かに香りと色彩の豊かさとメッセージが伝わる喜びをイメージしてください。送った方も受け取った方も嬉しい、洗練された生活のツールだと言えます。